山梨県市川三郷町営日帰り温泉 |
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温泉特性 … 大月短期大学地球科学研究室「田中収」名誉教授による名湯「つむぎの湯」の温泉特性解説。
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温泉特性(田中収)【六郷>温泉「つむぎの湯」の温泉特性】 六郷温泉「つむぎの湯」は、4つのプレートが犇めき合う、現在、世界の中で最もユニークで活動的な変動帯中の富士川沿いに誕生した自噴温泉です。3,000万年以上昔の太古に堆積した古い日本列島の基盤、赤石山地・関東山地南側に、南部フォッサ・マグナ堆積物として熱水鉱床を胚胎する約1,000万年昔の海底火山堆積物のグリーン・タフ系(緑色凝灰岩)の岩盤、地下1,500mの断層破砕帯中で、悠久の時の流れの中で涵養された、ミネラル成分の極めて豊かな本格的裂罅系天然温泉です。 静かな山間の「六郷の里」に誕生した本温泉は、東西走向の三沢川断層沿いに発達している三沢川基盤断裂温泉帯(1991・田中 収)から湧出した、「源泉ぬる湯浴」から「高温浴」まで泉質を変えることなく利用できる、泉温36℃の中温泉、湧出量毎分73ml・日量105t、泉質ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉という、大自然の名湯であります。 成分的には、温泉水1kg中1,974mgのナトリウム、658mgのカルシウム、10mgのストロンチウム、8mgのカリウム、4mgのマグネシウムの他、バリウム、鉄等の陽イオン、4200mgの濃度の高い塩素イオン、45mgの炭酸水素、22mgの硫酸等の陰イオンからなる温泉名「アルカリ性ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉」であります。本温泉の泉源相は微黄白濁、塩味、微鉄味を有する、蒸発残留物7,000mgという、極めて含有成分の濃い「食塩泉」であり、「熱の湯」「温まる湯」という療養泉としても効能の高い温泉と考えられます。また、PH8.7のアルカリ性の温泉であるので弱酸性の皮膚から、カルシウム、ナトリウム、鉄等の陽イオンが作用、吸収されることで温泉効果をより高めることが期待されるという特性をも有している名湯です。 大月短期大学地球科学研究室 名誉教授 田中収 ![]() 【YBS山梨放送−ヤマナシプロデュース−で紹介されました!】 2013年1月26日(土)9:30〜10:30 ![]() YBS山梨放送の土曜日の朝の人気番組「週末仕掛人ヤマナシプロデュース」にて、当館が紹介されました。 今回は、「効能で選ぶ温泉」というテーマにて、県内の違った泉質の3箇所の温泉施設を、アナウンサーが田中収先生(大月短期大学名誉教授)のエスコートにより、実際に入浴体験するという構成の番組でした。 3種類の温泉としては、冷え性・腰痛などは「塩化物泉」、美肌・皮膚病などは「炭酸水素泉」、高血圧・動脈効果は「硫酸塩泉」ということで、当館は「塩化物泉」の代表として紹介していただきました。 過去、各種メディアでの放送が、節電キャンペーンに偏っていたことからも、今回の放送が当館の泉質・効能に着目していただいた放送であったことは、本来の温泉ファンの皆様にとっても興味深いものであったと思います。 さらに、通常の入浴サービスとは別に「歩行浴」、「健康カラオケコーナー」、また「隣接地で行っている中部横断自動車道路工事」との関係なども説明していただけたことは、当館にとっても視聴者の皆様への理解が深められた放送であったと感じております。 そして、放送はされませんでしたが、取材と収録が終わった後、実際に入浴体験していただきました櫻井アナウンサーは、浴室から出た後も汗がひかず、額に汗しながら「ほんと、ここは温まりますね!」と言っていただいた言葉と姿がとても印象的でした。 まさに、当館の泉質である「塩化物質(別名−熱の湯)」を象徴しているかのようでした。 |
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